不思議な夢と体験

ブログ

私は小さい頃、”睡眠時に見る夢を自分で選ぶ”ということができました。
毎日ではありませんが、怖い夢・楽しい夢を選択できる日がありました。
不思議ですが、今でいう動画サイトのサムネイルが浮かんできて、そこから選択するのです。

これじゃない、これじゃない、これ?これにしよう。

見たい夢を選択し、そのまま夢の中でまるで映画が始まる…そんな日々を過ごしていたことがあります。

親から「手をお腹に乗せて寝ると、怖い夢を見るよ」と言われていたため、寝る時の手の位置は毎夜気にしていました。
仰向けで寝るので、普段は体の横に手を置いて寝ていました。

しかし、時々何故か「今日は怖い夢を見たい気分」という日があり、わざと手をお腹の上に乗せていたことがありました。

今でも覚えているのは、和服を着た首のない人間が数人いる…そんなサムネイルで、首のない人間が刀を持って襲ってくる!!!という内容の夢でした。

手に凶器を持った人の下半身

いや!!!今考えたら怖すぎます!!!
かなりホラーでサイコパスな奴ですね笑。
何故まだ小学生の自分が、そんな夢を見たいと思う日があったのか…怖いですね笑。
小学生ながら、精神をちょっと病んでいたのでしょうか…。
(当たり前ですが、警察のお世話になったことはございません!笑)

見たい夢を選択したものの「怖っっっ!!」と飛び起きることもありました。
その後は、手を体の横に持っていき、今度は楽しい夢を見る…なんてことをしていました。

今ではそんなことはありませんし、”こんな夢見たい”と思っているほどに見られないものです笑。
小学生の頃には感じていた、夢と現実世界の境目も、今は分からなくなりました。
今では起きた時に”あぁ~…夢で良かった…”と思うこともよくあります。

それにしてもネット社会も進んでいないあの時代に、サムネイルで映像を選ぶなんて…ある意味すごい脳内してましたよね笑。

夢といえば、大学生の頃にとっても不思議な体験をしたことがありました。

いつも通りに寝た翌日の明け方頃でしょうか。
私は夢の中で大きなブランコに揺られていました。

「口笛はなっぜ~♪」
ハイジの歌が聞こえてきそうな、大自然の中でブランコを漕ぐ私。
軽やかな体に、心地よく吹き抜けていく風。
視線の先に広がるのは、ただただ青く広い空。

青空とブランコに乗った少女

なんて気持ちいいのだろう~!!最高~~~~~!!!!!!

そう思った瞬間、私の体はふわっと宙に投げ出されていました。

あーーーーーーー!!!落ちる落ちる!!!!!
死んじゃうぅぅぅーーーーーーー!!!!!!!!!

ドォォォォォォンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!

夢の中で地面に叩きつけられると同時に、現実の世界では魂が体に戻ってくるような、ドンッッという感覚がたしかにありました。

その瞬間にハッと目を覚ました私は、全身を地面に打ちつけたような痛みで起き上がることができません。

あれ…?夢ではなかったのだろうか…?
本当にどこかから落ちだのだろうか…?
生きてる…?生きてはいそうだが、体は動かないな…。
血は…?出ているのか?
助けを呼ぶべきなのか…?

ボーーーッとした頭でいろんなことを考えました。

幸いにも、どこにもケガはなく、時間と共に痛みは薄らいでいき、動けるようになりました。

ただ、魂が戻ってくる感覚が何だったのか、あの地面に叩きつけられたような痛みは何だったのか…多くの謎が残った不思議な体験となりました。

本当に幽体離脱をしていたのかも?なんて思うこともありますが、真相は闇の中ですね。

あぁ、夢で良かった笑。

おわりです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました