低身長族の世界

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こんにちは。Ayuraです。

私は低身長族で、150センチ未満の世界で生きてきました。

“一日170センチ体験”とかもしたことがないので、今の身長で不便だと思うことはあっても、不幸だと思うことはもちろんありません。

しかし、しかしですよ。

電車の吊り革ってなんであんな意地悪な距離におるん?

私は元々電車通勤ではありませんし、電車に乗る機会もさほど多くはありませんが、電車を利用する度に思います。

できるだけドア付近を死守して、ポールを掴むようにしているんですが、それでも混み具合によっては、座席前まで行かざるを得ない時ってありますよね。

移動しながら、絶望感しかありません。

あぁ…吊り革に見下ろされる私。

  飾りじゃないのよ吊り革 HA HAN~♪

      いや、ワシにはだたの飾りじゃぃ!!バッキャロォォ!!

あの吊り革を掴もうものなら、体はピーンッと伸び切りまして、今度はまったく足で踏ん張れない、という本末転倒状態に陥ります。

車体のガタンゴトンという揺れに弄ばれる状態から、吊り革にブルルンッブルルンッ振り回される状態へと変化するだけなのですよ。

でも足腰が頼りないため、何かに掴まっていないと、車輪と線路と風が奏でるBGMに合わせて、体が勝手に一人ダンスを始めてしまいます。
その場でダンスだけならまだしも(まだしも?笑)、電車が少し強くブレーキなんて踏んだらもう、制御が効かない私の体は、徒競走か!!というくらい走り出すしかなくなります。

一人ヨーイドンッじゃないんよ。運転手さんやめて。

周りの方には、多大なご迷惑をお掛けしております。

因みに満員電車の中では埋もれてしまい、息苦しくなります。

ギィエェェェェェェ!!!!足浮いてますぅぅぅぅぅぅ!!!!!

なんてこともありましたねぇ笑。

電車の座席上の荷物置き場も、低身長族にはただ羨ましく見上げるだけの場所です。
“あ~荷物置こ、よいっ”とかやってみたいぜよ!
一生お世話になることはない場所だと諦めてるんですけどね。

飛行機の機内荷物入れも、微妙な高さなんです。
普段は荷物はすべて預けて、貴重品と体だけで乗るようにしていたんですが、一度だけ保安検査場を通った後に、お土産を購入しました。

まぁまぁな量を購入したので、前の座席下には入りそうにありません。
“よぉしっ!”と気合いを入れて(いや、入れるとこじゃないけどね笑)、機内荷物入れに入れました。

いや、入れようとしました。

他の方の荷物もあるため、なかなか上手く入りません。

よいしょ、よいしょとつま先立ちで頑張っていたところ、CAさんが駆け寄ってきて、

「お客様、こちらでお入れしますね」

と助けてくださいました。

あぁ、CAさんありがとーーーー!!

ん…?

今笑いましたよね?
今、クスッって笑いましたよね?
ニコッではなく、クスッって笑いましたよね?

「ありがとうございます~」と笑っていますが、心はちょっと傷付いていますのよ笑。

飛行機を降りる時は、隣に座っていて一部始終を見ていたおっちゃんが、「荷物取りましょうか?」と声を掛けてくださって(クスッってしてないない!笑)、「ありがとうございます!!」と甘えさせていただきました♪

世の低身長族のみなさま、いつもお疲れ様です。

おわりです。

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