自分らしく生きること

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最近、ぺこ&りゅうちぇるのお二人が離婚し、新しい家族の形を作っていくことを発表され、話題になりましたね。

夫婦や家族、もちろん恋人同士にも、二人だけの形があります。
正解や不正解などありませんし、どんな形でも当事者同士が本当に納得して決めたのであれば、なんの問題もありませんよね。

きっとお二人なら、これから新たな問題が起きた時も、大切なお子さんのためにきちんと向き合って解決されていくのではないか、私はそのように感じました。

ありのままの自分をさらけ出し、またそれを真正面から受け止めてくれる相手を見つける方が難しい人生、若くしてそんなパートナーに出会えたお二人は、とても幸せなのではないでしょうか。

私はそんなお二人を見て、自分らしさについて改めて考えるきっかけとなりました。

自分らしさとはなにか

「自分らしく生きた方が幸せだよ」「自分らしくありのまま生きましょう」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし本当の「自分らしさ」を知ってる人は、そんなに多くはないのではないかと思います。
頭で考える自分らしさ、心で感じる自分らしさ、体で表現する自分らしさ、日常生活の中で無意識に自分らしさは表れていると思いますが、改めて聞かれるとすぐ答えられない方もいますよね。

ハテナと人形

自分らしさとは

自分らしさとは「自分の価値観に従い、自分を認められている状態」だといえます。

「こうあるべき」や「こうした方がみんなが幸せ」と本心を隠してしまう方は多いと思います。
それを繰り返していくうちに、自分らしさはどんどん失われてしまいます。
他人軸ではなく、自分軸で考え、行動することが自分らしく生きるうえでなにより大切といえます。

自分らしく生きることの難しさ

人は少なからず“他人の目や意見を気にする生き物”であることが、自分らしく生きることの障害となります。

たとえば、気になっている異性の好みに合わせようとした経験はありませんか?
自分も好きで選んだものであればいいのですが、もし少しでも自分の想いに反しているのであれば、それは自分らしさとは真逆の方向にいるのです。

自分らしさが分からなくなっている人は、なにか行動をする時に、それは自分の本音なのか、それとも目や耳で収集した情報に自分を寄せようとしているだけなのか、よく考えてみる必要があります。

なぜこの髪型にしたのか、なぜこの洋服を購入しようとしているのか、その時の答えが「人が似合うって言ってくれたから」「彼氏が喜びそうな服だから」など、他人軸で考えてしまう場合は、自分らしさを見失っている証拠です。

自分らしさを見つけるメリット

自分らしさを見つけることで、自分を認められるようになり、必然的に自己肯定感も高まります。
また、自分の“好き”や“心地いい”を迷いなく選ぶことができるので、人に依存することがなくなりますし、無駄な時間やお金を費やさなくてよくなります。
答え探しに右往左往することなく、最短距離でベストを選べるようになるのです。

さらに、たとえどんなに寄り道をしても安心できる自宅にきちんと帰ってこられるように、多少ブレが生じても自分らしさという場所に戻る方法を把握しているので、不安になることもありません。

自分らしさを見つける方法

インターネットや書籍などで様々な方法が紹介されていますが、その中でも今回私は「ジャーナリング」をオススメしたいと思います。
ノートとペンさえあればすぐ始められる方法なので、是非試してみてくださいね。

ジャーナリングとは

ジャーナリングという言葉には、あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、日記のようなものです。
日記とジャーナリングの違いは、日記は今日の出来事など思い出しながら記録のように書いていくのに対し、ジャーナリングは「今」に集中し頭に浮かんだことをすべて書き出していきます。

無心になってひたすらに書き出していくので「書く瞑想」とも呼ばれています。

ノートとペン

①ジャーナリングに取り組む

時間帯や場所に決まりはありませんが、集中して取り組める環境を整えましょう。
1分でも5分でも、あるいはノート見開き1ページ分でもいいですが、終わるタイミングは決めておきます。
テーマは「今悩んでること」や「今の仕事について」などなんでもいいです。
逆にテーマに引っ張られ過ぎて考え込んでしまう場合は「とりあえずなんでも書いてしまえ」といったテーマでも大丈夫です。
「お腹空いた」「眠たい」「手が疲れた!」など、自由に書けばいいのです。
決めた時間内は、とにかくペンを休ませず、頭に浮かんだことをすべて書いていきましょう。
また、絵が得意な人は、今の自分を表す絵を描き続けても面白そうですね。

時間は短くても、できるだけ毎日取り組みましょう。
しかしそれがストレスになってしまっては意味がないので、ゆるくでも長期間続けられるようにしましょう。

②ジャーナリングを見直す

ジャーナリングを見直すことは、書くことよりも重要になります。
一週間に一度や一ヶ月に一度、それまでに書いたジャーナリングを見直してみましょう。
自分が書いた文字や絵を見直すことで、自分を客観視することができます。
そうすることで、今まで気付かなかった自分の魅力やアイデア、また心の癖などを新たに発見することができるのです。
自分らしさに気付くきっかけとなるはずです。

しかし、あまりにもネガティブな感情ばかり書いてある場合は、その時の感情が蘇ってきてしまうかもしれません。
その場合は、じっくり見直すことは避け、イライラした気持ちを書くことでストレス発散したんだ!スッキリした自分にマル!とポジティブに考えましょう。

自分らしく生きると嫌われるのか

自分らしく生きるということは、自分のありままを見せるということ。
人から嫌われるのが怖くて、自分を偽って生きている人もいるかもしれませんね。

嫌われない努力が報われるとも限らない

どんなに人に合わせて生きていても、すべての人から好かれることは難しいのではないでしょうか。
たとえば、いつも笑顔でいてくれる職場の人に対して“いつもニコニコしてて気分いいな”と思う人もいれば、“なんだか裏表ありそうで怖い”と感じる人もいるでしょう。
人の感情は、こちらがコントロールできるものではなく、その人の価値観によって決められるものです。
さらに「こうすれば好かれる」「こうすれば嫌われる」という考えも、ただの願望であり思い込みでしかありません。
どちらに転ぶか分からない人の感情に、自分を合わせようとする努力は無駄だといえるのではないでしょうか。

また、自分らしく生きていれば、そんな自分を好きになってくれる人と繋がれます。
「類は友を呼ぶ」とよくいいますよね。
逆に自分を偽って生きていると、そんな人たちとのご縁ばかり生まれてしまうかもしれませんね。
誰にも嫌われないように生きることは、誰にも好かれない人生を生きることと等しいのではないでしょうか。

自分らしさと自分勝手

しかし、自分らしく生きようとした結果、自分勝手になってしまっては元も子もありません。
その違いは、ルールやマナーを守れるかどうかの違いです。
たとえば女性が、ミニスカート・ピンヒールで街中を歩いているのと、キャンプ場にいるのではまったく印象が異なりませんか?
前者は素敵!と思うのに対して、後者は空気読めない!と感じませんか?
これは極端かもしれませんが、自分らしさを理解している人はTPOをわきまえた行動ができ、自分をよく見せようと無理に着飾ったり、八方美人になる必要もないのだと思います。

まとめ

自分らしさを見つけることも、自分らしく生きることも、そう容易いことではありません。
たとえ自分らしさを見つけても、人との関りがある以上、常に自分らしく生き続けることは不可能です。

また、自分らしく生きることだけを求め続けてしまうのも疲れる原因となります。
心も体も、そして考え方も日々成長を繰り返し変化していくものです。
自分を否定することなく、楽に生きていることができれば、それは自分らしく生きられている証拠なのかもしれませんね。

夕日と手を広げた少女

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